201202 / 03
2月3日節分 鬼はどこにいる
今日は節分・保育園でも豆まきをしました。
先生とさくら組の男の子が鬼に扮して各クラスをまわりました。
ちょうど遊戯会の練習の合間。盛り上がってしまいました。

しかし鬼はどこにいるんでしょう。本当の鬼とは何のことでしょうか。
浅田正作さんの詩を紹介します。
題ー節分
福はうち
鬼はそと
待ってください
待ってください
その二人は
絶対別れられないのです
その豆
福だけを欲しがる
この私に投げてください
題ーまむし
なにかひと言いいたくなる
この根性の根っこに
人に噛みつくまむしが
住みついていて
ときどき
鎌首をもたげる
題ー畜生
交差点に差しかかったら
信号が黄色にかわった
ブレーキを踏みながら
「チクショウ」と言った
あさましや 畜生は
仏法聴聞にゆく
車のなかにいた
題ー見える
昔はいつも 誰かと
自分をくらべて
いじけたり のぼせたり
今も やっぱり
それをやるが
やったあとに
それが見える
いつか子供達も気づいてくれるとおもいます。内省的求心的なものの見方が
出来たときに本当の鬼がどこにいて、どんなものかを。
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