今年度、最後の保護者会です。一年間の成長や日頃のお子様の様子、家庭での
様子などお話をします。年長組では順番がくるまで制作帳等を見てもらっています。
制作帳は一年間子供達がその月に体験したことや季節の特徴をさまざまな方法で
表現をします。折り紙あり、クレパス、マ-カ-、綿やダンボ-ル、絵の具ありで
とても工夫されています。
4月はイチゴです。食育の一環としてイチゴ狩りに行きました。あまおう と べにほっぺを
ちぎりイチゴの白い花やミツバチの巣箱があり受粉を蜂に手伝ってもらっている事など学びました。
5月は鯉のぼりです。毎年大きな鯉のぼりは全員でウロコを工夫して作り遊具に立てます。
制作帳ではウロコの部分を切り取りセロハンをあてたり、鯉はのり付けせずに糸でむすんで
動くようにして風で泳ぐ鯉のぼりを表現しました。
6月はあじさいです。よく見ると何種類かのあじさいが表現されています。
これは園庭に数種類のあじさい、かしわばあじさいやガクアジサイなどあるため
でしょうか。花も折り紙とキッチンペ-パ-を染めて作っています。
7月は七夕です。保育園の七夕は毎年昔ながらのこよりと金銀砂子と5色の短冊です。
今年の制作帳では天の川はバロンテ-プで作り、織り姫さんと彦星さんは千代紙の折り紙で
折りました。毎年恋物語の話に年長の女の子は胸をときめかせ、男の子は照れ笑いをします。
8月は蝶とホタルです。チョウチョは8月のあつい日、外遊びのときに園庭に水を
まくと、不思議とどこからかやってきます。ハゲハ蝶だったりカラスハゲハ蝶だったり
あおすじあげは蝶だったり。紙を半分に折りハサミで上手に切り、広げることで左右対称の
チョウチョを表現し複雑な色を出すために染めています。この作品はお泊まり保育の時の
食事の時にランチョマットとして制作しました。
ホタルは今でも保育園の前の川で見ることができます。昼間はどうにかしたら園舎の壁に
つかまっていることもあります。光をだしながらとんだ後の残光をラメ入りのペン表現して
親子三人で見ている場面です。